大腸内視鏡検査

従来の内視鏡検査は「痛い、辛い」というイメージで敬遠されがちでした。 特に大腸内視鏡検査が苦しいといわれるのは、空気を入れながら内視鏡を押しこむようにして腸をのばして入れるためです。

当院では、空気を全くいれずに腸を短縮しながら直線的に挿入する検査を行います。 (軸保持短縮法)さらに少量の鎮静剤を使うことで、苦痛の少ない検査を行います。 (大腸内視鏡検査数5年間で4000件以上) さらに専門医として的確な診断とポリープ切除等の治療も行っております。

大腸内視鏡検査で見つかる病気

大腸内視鏡検査によって見つけられる大腸の病気には、
大腸ポリープ、大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室症などがあります。

大腸内視鏡検査で見つかる病気

大腸ポリープ
通常の「ポリープ」とは粘膜から発生します。大腸ポリープは、多くは無症状です。まれに出血をみとめます。 大腸ポリープは、よく発生するところとしてS状結腸、直腸が大体70%の割合です。
がんになるポリープとならないポリープの2タイプにわけられます。 腺腫は、ガン化する可能性のあるポリープです。
基本的には過形成ポリープ・炎症性ポリープは、ガン化はしません。 一般に診断するには、大腸内視鏡検査が適しています。
さらにガン化のリスクが高いポリープに対してポリペクトミー(内視鏡的切除術)必要です。

大腸がん
大腸粘膜に発生する悪性腫瘍で、壁の深さの浸潤により早期がん(浅い)と進行がん(深い)に分けられます。
近年食生活の欧米化により、日本人にも大腸ガンが急増しています。 大腸ガンの早期には症状が無い場合が多く、発見が遅れる場合が多々あります。
大腸ガンについては、早期発見することにより、大腸ガンにより命を落とす可能性を非常に低下させることができます。 ぜひ、当院にて早期発見のために大腸内視鏡検査を受けてください。

潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎とは、何らかの原因により、大腸の粘膜に炎症が起こり、びらん(ただれ)や潰瘍ができる病気です。 年齢では30歳以下の成人に多く見受けられます。 炎症は通常、肛門に近い直腸から始まり、その後、その奥の結腸に向かって炎症が拡がっていくと考えられています。 腸に起こる炎症のために、下痢や粘血便(血液・粘液・膿の混じった軟便)、発熱や体重減少などの症状があらわれます。
病状は、おさまったり(寛解期)、悪化したり(活動期)を繰り返すことが多く、長期にわたって、この病気とつきあっていくこともあります。

クローン病
クローン病は原因が不明の病気です。
若年者にみられ、消化管に縦長あるいは不整型の深い潰瘍を形成し、粘膜の炎症、腸管内腔が狭くなる慢性の炎症性病変です。 この病変は口腔から肛門までの消化管のあらゆる部位に発生しますが、小腸や大腸が好発部位です。 潰瘍性大腸炎と同様に厚生労働省により特定疾患治療研究対象疾患に指定されています。 好発部位は回腸末端がもっとも多く、次いで盲腸、上行結腸、回腸中部の順となります。

過敏性腸症候群(IBS)
過敏性腸症候群(IBS)とは、腸機能の異常によって起こる便通異常やそれに伴う腹痛等の症状のことです。
原因としては、緊張や不安、ストレスなど心身のバランスが崩れ、起こるといわれています。 過敏性腸症候群(IBS)は下痢型、便秘型、下痢便秘交替型、ガス型等に分けられ、 過敏性腸症候群(IBS)の下痢型の人は一日中何度もトイレにかけこまなければならず、便秘型の人は何日も便が出なくなります。 また、それを数日ごとに繰り返す交替型、ガスが腸内にたまり、頻繁におならが出るガス型があります。 どの症状にも大抵腹痛が伴います。 過敏性腸症候群(IBS)は大腸検査をおこなってもたいてい異常が見つかりません。

大腸憩室症
大腸憩室とは、大腸粘膜の一部が腸管内圧の上昇により嚢状(のうじょう)に腸壁外に突出したもので、大腸憩室が多発した状態を大腸憩室症といいます。 憩室壁が腸壁の全層からなる真性(先天性)憩室と、筋層を欠く仮性(後天性)憩室に分けられますが、 大腸憩室の大部分は仮性憩室で、比較的高齢者に多い病気です。
日本では右側結腸に多いといわれてます。大腸憩室は腸壁筋層が弱いなどの要因があります。



大腸内視鏡検査を希望される方へ

前日の下剤が必要になりますので、基本的には、一度来院していただきます。 しかし、御遠方の方や、何回か検査の御経験のある方は、電話で検査予約をすることも可能です。



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院長の松本です


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まつもと胃腸内科



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